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FX専業トレーダー麻子の公式ブログ

【FX】上昇トレンドの終わりと売り時を見つけ出す【ポンド円】

 


麻子@(元)FX専業トレーダー

どうもです^^

10年間、FX専業トレーダーをやらせてもらった
現投資家の麻子です。

いつもは生徒さん限定でトレードをリアルタイム、
ならびに振り返り解説で公開しているのですが
今回は記事を全体公開するにあたり、前置きを書かせて貰ってます^^

実際の取引画面と、チャート解説

まず見方ですが、ルビ振ってある所がポイントになります。
加えて赤ルビが実際のトレードを行った箇所。
青ルビがリアルタイムでチャート配信していた付近です。

では早速みていきましょう^^

[クリックで拡大]2021.7.29のポンド円チャートのポイント

[クリックで拡大]実際の取引画面

この日、朝の流れはとしては買いと売りの比率が「7:3」で買い優位と見てました。
ただし日足を見るといつ高値をつけて下げてもおかしくないので
もしピンクラインが割れたら

「下げが始まる可能性を警戒もしましょう

と、お伝えしています(後述)

以下、解説です。

ピンク1はピンクライン割れる前提で売れます。
1H足での高値切り下げ予兆、15m足下げ始め。
ストップを15m足直近高値(黄色ライン)超え。
ピンク2の緑ライン安値揃いで利食えますね。

青3は売り高値になると見切って売り仕掛けても良いです。
その場合のストップはピンク1か黄色ライン。
ただし建値決済チャンス等はないので損切りになりますね。

赤4で買いです。
ストップはピンクライン少し上。

このエントリーですが、
この時点でのシナリオ第一候補は「上げバイアスレンジ」
「出来ればピンクライン付近まで押してきた所を買いたい」です。
しかしながらピンクラインまで押さずに上昇する可能性もあるので、
その場合は短期的に意識されてる黄色ラインが起点にされやすいです。
とはいえ、当該ラインの強さを確認するまでは入れません。
それが明確になるのが赤4の2つ前の下ひげ陽線。
ここで「黄色固いのかな」という仮説が生まれます。
この前提があれば赤4で買えますね。
(私のエントリーは少し追い気味ですが、黄色ライン近辺で買う方が良いです)

赤5利食い。
水色ラインレベルで高値揃い。
これはお弟子さんと通話しながらの決済だったのであまり考えず決済しましたが
この日の値動きは「じわじわと上昇」だったので、
もう少しじっくり様子見しても良かったですね。

また決済するなら再エントリーするべきで
(通話コンサルの日だったので無理ですが^^;)
ポイントとしては「←」のいずれか。
ここも上記赤4の時と同じく「短期的に意識されてる場所」を確認後
リスク管理をしっかりしながら入る、という感じです。

ピンク6レベルは利食いで良いですね。

じっくりと「買い波動が終わる場所」を探すなら
青7が当該条件に対し優位性高めです。
ここはスイングトレーダーなんかも決済を考える形ですね。

以下、当日の様子です。

[クリックで拡大]

[クリックで拡大]

[クリックで拡大]

(7:02)

ご質問のあったシナリオですが、もちろん今日も買い優位です。

(質問内容:.まだ買い継続ですかね。
4時間足、1時間足の節目を割らない限りは買いが強いという認識で大丈夫でしょうか?)

長い足も上昇が強く、日足のダウ理論はまだ戻りを作りに行く上昇途中(大きくは下げ)ですが、
週足や月足の状況を考えるとこのまま買い転換してもおかしくないですね。

ただし現在のピンクラインが高値圏になった場合に備えて短い足でシナリオを練るなら
例えば4H足でもそこが高値になって切り返すシナリオも十分描けます。
ので、昨日ほど買い一辺倒なシナリオで攻めるのは危険ですね。

とはいえ流れは買いなので、このままの上昇に乗せて行くのがセオリーなのは変わらずです。
対比としては、昨日は買い8:売り2だったのに対し、今日は買い7:売り3でしょうか。
ただしピンクラインを明確に割って15m足が下げのダウ理論を作り始めた場合、この前提が少し変わる、
というのは頭の隅に入れておきましょう^^

まとめるとピンクラインを割った場合は上昇に警戒しつつ、
大きく下げる可能性にも備えておくほうがよくなる、という感じかな。
それがない限りは買いで良いです。

いずれにしても3大理論でチャート分析すれば兆候は見えるので、
ストップ受け入れつつ、エントリー絞って、乗せていきましょう

初見の方は「3大理論って何?」って感じだと思いますが、
「ダウ理論・サポレジ・フラクタル」を使った手法の事ですね^^
詳しくは「3大理論と4つのアクション」というページにまとめていますので、
そちらをご閲覧ください。
(と言いつつ、これを書いてる時点ではご用意がまだなので、後日で!)

[クリックで拡大]

(11:07)
想定された中で最もめんどくさいのになりました(笑)
短期的には売り転換、でも長い足は上昇のまま、ただ高値をつける可能性は十二分にある、さぁどうしましょう!
ご質問等あればどうぞ

Q.
自分はピンクラインで高値揃えるならとりあえず売りで入って違ったらドテン買い〜
なんて考えてました
A.
デイスキャ目線としては、そのへんのシナリオがベターになりますね^^

ここは青3付近になります。
この後の5m足を追うと、陰線をつけたあと陽線になります。
その陽線の上の方で私なら入ります。

[クリックで拡大]

[クリックで拡大]

[クリックで拡大]

(18:55)
詳しくは明日解説しますが、こういう感じで動きました^^
赤4,もうちょっと持ってても良かったかもですね
ご質問等あればお気軽に書いて下さいね

Q.


Q.
質問失礼します!
赤◯の「お、この辺硬いじゃん」の感覚と
黒◯の「この辺硬いじゃん」の感覚は同じように考えたらおかしいですか!?

A.
えーっと、うーん。
良いんですけど、解釈で勘違いが起きやすく解説が難しい話でもあるので、
単純に良いって答えて大丈夫かなーって感じはありますね^^;
明日の日誌で解説しますね。
それを前提に、とりあえずの回答としては「別に良いですよ」としておきます:)
※先ほど、かりめろさんのコンサルをさせていただいてました。
そのお話とリンクしていますので、あわせて明日の日誌で解説させていただきます^^

こちらの質問に関しては、通話コンサルの際、このお弟子さんから
「ピンクラインまでの押しを待っていたら赤4で入れなかった。どうすればよかったか」
という質問を受けていたので、上記赤4近辺の解説にあるようなお話をさせていただいてました。
それ前提でのご質問だったので皆さんに誤解を与えないよう、このような濁した回答になっています。
要約すると「15m足の形だけ見て判断してはダメ」という事ですね。
そこに何があるか?が重要になります。
後は赤4近辺の解説を踏まえ、各自検証してみてください^^

[クリックで拡大]

[クリックで拡大]

(22:38)
今日の終点ですかね^^

[まとめ] じわじわとした上昇トレンドと、それが終わる場所の「見極め」

この日ポイントとなるのは、やはり目線の転換と、
じわじわ上昇するシナリオでじっくり買いを持ち続ける事、
そして買いが終わる場所をしっかり見極める事です。

FXでは、とりわけポンド円ではライン(サポートライン、レジスタンスライン)を
正確に引く事で、極めて素直に機能するという傾向があります。

そこに長い足のローソク足の流れと、短い足の高値安値の理論を組み合わせれば
「この辺かなぁ」というポイントも見極めやすくなります。

加えてFXポンド円相場に参加してるトレーダーの数や動いてるお金の総数が
やっていくうちに見切れるようになってきます。

そうなって来ると、かなりトレードは楽になりますね^^

いずれにしても、どうなるかは分からないのです。

優位性のあるシナリオを作り、動くと見切り(ある意味決めつけ)、
しっかりリスク管理しながら流れに乗せて行く。

そういう意味で、シンプルに考えればトレードは簡単ですね^^

しかしながら、そうは言っても技術面を極めるのが大変なのに加えて、
精神面での姿勢も大事になってくるのがFX。

そのあたりは無料メール講座で少し詳細に学んでいただけますが、
掻い摘んだ記事もまた書かせて貰えればと考えていますので、
ぜひぜひ、このブログをちょくちょくチェックして貰えると嬉しいです。

では、また次回お会いいたしましょう^^

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