6Jan
FXの基礎知識として、値動きの仕組みを知っておきたい!
そんな風に思う方は多いかも知れません。
大人しくしていたかと思うと、
突如値動きが激しくなって大損!
なんて経験もあるのではないでしょうか。
どうしてそんな風に突然値動きが激しくなったりするのでしょう。
経済指標?
ビッグプレイヤー?
突き詰めれば、そもそも、どうしてチャートは
上がったり下がったりするのでしょう?
専業トレーダーがしっかり答えてくれました。
生徒さんから頂戴した「値動きの仕組みが知りたい」というご相談
どうも、麻子です。
この日は「どうしてライン近辺でチャートは動くのか」
「なぜ時に相場は大きく動くのか」「それが分からない、それが知りたい」
という疑問への見解を希望いただきました。
それについては後述しますが「知らない」と回答しています。
本当は知っていますが、
「仕組みが分かれば値動きが読める」「勝ち筋が増える」と思われてのご質問である事を踏まえ
「あー、あまいなー」と感じたので、ちょっとした啓発の意図も込めています。
その内訳は「他のトレーダーが動いたから。以上。」なので
マーケット参加者全ての脳みそを把握できれば相場の値動きは100%読めるようになります。
つまり無理なので
「分かるわけがない」
「知ろうとする意味がない」
「結局”これまで起きた事”から可能性を探るしかない」
という旨に気づいてほしくて、「知りませんw」から始まる回答となりました。
とまぁ詳しくは実際のログを見ていただくとして、
とりあえず、この日の解説をば。
上昇バイアスレンジ、短期的な売り転換、月足節目からの大きな買いの流れ
※右側は実際の取引画面
(お見せするように開いたクリック証券さんの口座で、メイン口座は別になります)
大きな流れは上昇ですが、
一旦押しを作るとしたら押し安値は月足赤ライン。
4H足でこの波動を描いておけばこの日の動きにも対応できます。
まずは昨日の押し安値レベルを下限とした上昇バイアスレンジ。
ピンク1で買えますね。下限付近で固さを確認してからの安値揃い。
ストップをひとつ下の黄色ライン。
ピンク2の上ひげで決済したいところ。
売りで見切ってるトレーダーが売りで入りたい形です。
この辺は他作業(お弟子さんの日誌添削など)で参加できませんでした。
赤☆で売り転換。
ピンク↓はトレンドが出ると見切れる場合は入って良いですが
ボラティリティ含む値動き的にレンジの可能性が高かったので一旦様子見。
1H足で綺麗な戻り高値を作るのを待ちたいなーとか考えてました。
※トレンド出た場合は次の押し目で入ります
赤3売り
揉んだ後の戻しからの下げ始め。
ストップを直近高値越え。
赤4利食い
月足赤ラインで突破見込みなしと判断。
その後、赤ラインからの上昇シナリオを描けていれば
ピンク5、ないしその後の小さめの押しで入って伸ばしても良いですね。
以下、当日のSkype。
浅野先生(講師補佐)の朝のシナリオ
おはようございます:)
本日のシナリオです。
全ての足で買い優勢なので昨日もあげましたね。
週足、日足の前回高値を超えて上昇していくのかなとも思います。デイスキャとしてもまだ買いの根拠が崩れていないためロングを仕込みたい所。
157.043の緑線をわったら売り転換と見切ってやっていきます:)
去年12月中旬くらいまでは私が毎朝書いていたシナリオですが
現在は1月末で職場をおやめになり専業トレーダーとなられるお弟子さんで、
講師補佐(見習い未満)の浅野さんが書いてくれてます。
浅野さんのシナリオでは重要ラインになるピンクサポートまで押し、
そこから上昇するというパターンへの認識が甘いですが、
「直近の値動き」に対するシナリオとしてはこれで良いですね^^
チャートが動く仕組みを10年専業トレーダー(現在は投資家)が解説
>
共通の方にも書きましたが、以下の2点について麻子先生はどのようなお考えですか?
どうして、このように水平線を目指してレートが動くのかがよくわからない。
どうして、こんなに上昇し始めたらブレーキの壊れた自動車のように走り続けるのかわからない。
<〇〇〇さんからこれに関する見解が欲しいと
個別でメッセージをいただいたので、私の回答を
以下の通りシェアいたします^^—————————————————————
私も分かりませんw
理屈としては他のトレーダーがそういう風に動いた結果、です。
そうした他トレーダーの動きを当てに行くのがトレードというゲームなので、
そんなの分かっちゃったらゲーム自体成立しなくもなりますね。
そこを分かりたいと発想してしまう事自体が甘えだったりもするかな^^——————————————————-
裏を読み、裏をかき、他人のお金をだまし取るゲームである!
というのがFXの偽らざる本質だと私は考えてます^^他のトレーダーがどう考え、どういう心理になり、どう動くかを読み、
その動きを当てに行く、というイメージ。なのでそれ以上の仕組みなんてないし、分かろうとしちゃいけないんです。
どれだけ考えても「他の人たちがどう動くか」というだけなので、
つまり「分からない」が正解です。マーケットにおいては本当にもうつくづく、そしてことごとく
「何事も起こりうる」
のです!
これに対応するには「こういう事が起こった」という事例をストックし、
直感と経験から値動きを読む事のみ。その点において3大理論と4つのアクションはオードソックスではありますが
かなり機能しますので、シンプルにそこを極めていきましょう(inlove)
私、いいこと言ってる!!
チャートは数字のゲームのようで実は心理学。
そこに数学や統計学を持ち込む事で勝てるようになりますが、
そこには
「感情的にならないようにする」
という、あらゆるゲームで勝つための基本的な条件クリアーにも
一躍買っている、という側面を忘れてはいけないですね。
この日は早退!?ニューヨーク時間の上昇前に
冒頭にあるように、実際に行った場合は取引画面をお見せしたり、
この日は機会がありませんでしたが、リアルタイムでチャートの節目の形を貼り付けたりしています。
こうやって「ポイントとなった場所の形」までチャートを巻き戻し、
その場所その時がポイントである意味と根拠を把握し、そのストックを増やす事で、
トレーダーはトレーダーとしての力量を底上げして行きます。
これを超速で行えるようにするのがバックテストやトレード復習、というわけですね。
10年専業トレーダー(現在は投資家)の動画と講座
というわけで、今回の日誌は珍しく「公開記事」にしてみました。
普段は「麻子365」という教室向けに書いていますが、
たまーにこうして表にも出してみようと思います。
ちなみに教室の案内は無料のメール講座で不定期で行っています。
YouTubeも良かったらよろしくです^^
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